メサドン(メサペイン錠)

メサドン(商品名:メサペイン錠)は、「がん」による痛みのための鎮痛剤で、WHO3段階除痛ラダーでモルヒネと同じ第3段階にある。

化学構造はモルヒネとまったく異なりますが、モルヒネが結合するオピオイド受容体(μ受容体)に結合し活性化させることによって鎮痛作用を現す。

mesadon

さらにNMD受容体(N-芽率-D-アスパラギン酸受容体)の拮抗作用ももち、モルヒネなどのオピオイドに抵抗性の痛みにも効果を発揮するといわれています。

海外では世界保険機構(WHO)が2005年版から必須医薬品リストに掲載し、がんの痛みの鎮痛薬として推奨して以来、価格が安いこともあって世界的にその使用量が増加しています。

日本では2013年3月に発売されました。

メサドンは至適用量の個人差が大きく、体内からの消失も遅いので、用量増加はゆっくり行い、呼吸抑制の発現などに注意する。

致死的な脈の乱れ(QT延長、心室頻拍)も発現することもあって、十分な知識をもったうえで、使用することが求められています。

▼薬物防止ビデオ:「薬棚の鎮痛剤」▼

事実:アメリカにおいて、1500万人以上の人々が処方薬を乱用したことがあり、その­うち200万人が十代の若者です。

公共サービスメッセージ:薬物乱用に関する事実を伝え、命を守る。

がんの痛みはとれる モルヒネの誤解をとく/加賀谷肇/松本禎之
by カエレバ