キプロス支援

地中海の小国キプロスが2012年6月EU(欧州連合)に金融支援を要請しました。

ギリシャ国債を大量に保有するなどギリシャとの関係が深く、2012年3月ギリシャが、強制的な債務の一部切り捨て(管理された債務不履行)を行った影響などを受けました。

キプロスは金融業の規模がGDPの7倍もあり、キプロスをタックス・ヘイブンとして利用した資金のマネーロンダリングの疑惑ももたれていました。

2013年3月EUとIMF(国際通貨基金)が支援に合意しましたが、2大銀行の整理、再編および高額預金者の預金カットなどが条件となりました。

さらに、現金の海外持ち出し、小切手の現金化、定期預金の期日前解約などに制限が加えられ、統一通貨とは異なる通貨「キプロス・ユーロ」になったともいえるでしょう。

このような、2大銀行の整理・再編、高額預金者の預金カットという荒治療を経て、一応の終息を見ましたが、今後も動向に目がはなせないでしょう。

▼キプロス問題▼

キプロス島歴史散歩 (新潮選書)
by カエレバ