新自由主義(ネオ・リベラリズム)とは

国家による介入を批判して、個人の自由と責任に基づく競争と市場原理を重視する考え方です。
アダム・スミス以来の古典的自由主義に対して新自由主義と呼ばれます。
新保守主義と同義です。

1980年代にイギリスのサッチャー、アメリカのレーガン、日本の中曽根政権の下で、「小さな政府」や民主化が進められました。

中南米ではチリのピノチェト軍政に始まり、債務危機後の構造調整、ワシントン・コンセンサスを経て徹底されました。
経済安定と投資導入で回復を遂げましたが、1990年代の成長率は年3.3%と低く、貧困削減や失業率は改善せず、
格差は拡大して、左派政権の台頭にともない国家の役割を強化するポスト新自由主義の潮流に道を譲りました。

日本の安倍首相のアベノミクスでは成長戦略として、むしろ経済活動を自由競争に委ね、政府はなるべく市場に介入しないのを良しとする経済社会を目指しているような気がします(新自由主義)
それで成長戦略が成功したとしても、「もたざる者」に政府が手を差し伸べなければ、国家の幸せの総量はむしろ小さくなるのではないでしょうか。

▼週刊西田一問一答「安倍総理は新自由主義者なんですか?」▼

新自由主義―その歴史的展開と現在
by カエレバ